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壱岐タケチトのブログ旅行恋愛記

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□ ピアノ日記 □

音楽の恩師、たまこ先生~回想日記

音楽の恩師、たまこ先生~回想日記

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No.( Photo by (c)Tomo.Yun )
*この写真はゆんフリー写真素材集より使用させて頂いております。
http://www.yunphoto.net


2368 ピアノな気分






皆様、こんにちは。


壱岐タケチトです。


4月に行われるピアノ発表会ですが日程が決定いたしました。















2011年 4月24日(日)です。















ちょうどあと、3か月・・・


実は、先日、ピアノ発表会を主催する恵美先生(*仮名)が突然、僕の会社に訪れたのです。


そして、ピアノ発表会の正式な日程が決まったので、お伝えしてくれました。
(春休みの旅行の相談も兼ねて)


そして・・・


僕は、前回に述べたように、現在練習しているヘンデルの「パッサカリア」を本当に発表会に弾いてよいのか恵美先生に聞いてみました。


恵美先生は言ってくれました。















「ぜひ、ヘンデルを弾いて下さい!仕事をしながらでもピアノを練習する人がいるということ、壱岐さんのように仕事で忙しい中でも、ヘンデルのようなむずかしい曲を練習して発表会で弾くということは生徒たちにとって、凄く、練習の励みになるんです。ぜひ、ヘンデルを弾いて下さい!」















あいかわらず、恵美先生のお願いは熱が入っている・・・


聞くところによると、生徒さんたちは全部で7人だそうだ・・・


男の子は誰もいない。


発表会で上級曲ではどんな曲があるか尋ねてみたら・・・















モーツァルトのトルコ行進曲・・・・













ショパンのノクターン・・・・
















げっ・・・


僕が弾いている曲が一番難しいのじゃないのかな・・・


ノクターンもトルコ行進曲もむずかしい曲ではあるが・・・たぶんパッサカリアの方が難しいと思う・・・
(ノクターンは弾いたことないからわからないけどトルコ行進曲は今も弾けるがパッサカリアよりは曲は優しかった・・・)

恵美先生は僕に言ってきた。















恵美先生
「壱岐さんは一番最後に演奏してもらいますので。トリにしておきます」
















僕はその言葉に驚いた・・・



壱岐
「ちょっ・・・ちょっと待って下さい!現役の生徒さん達がいるのに・・・最後のトリとかはやめて下さい!自分はピアノ課程においてはブルグミュラーの途中で終わって、後は全部独学です!ソナチネもソナタも勉強していません!技術的にはトルコ行進曲やノクターンを弾かれる生徒さんの方は絶対に上です!最後は勘弁して下さい!」




恵美先生
「そんなことはかまいません。先ほど言ったように仕事しながらでもヘンデルを弾く壱岐さん・・・これを生徒たちに最後に見せてあげたいんです!バッハやヘンデルを弾こうという子はいません。ご年配の方々も来られるので、クラシックでも名のあるヘンデルの曲をぜひ、最後にいれたいんです!上手い、下手はありません!壱岐さんが一生懸命ヘンデルを弾いて頂いたらそれでいいんです!お願いします!」




壱岐
「・・・・っで、でも・・・・」



僕は自分のヘンデルの演奏に自信がなかった・・・











【音楽の恩師”たまこ”】


2011年1月1日の元旦。


僕はお正月に財前の家に遊びに行った。


その時に、財前の母であるたまこに・・・・


たまこ(僕が習っていたピアノの先生)に、ヘンデルを弾いたのを見てもらった時も注意された。



たまこ
「確かに楽譜は読めてよく練習している。しかし、弾き方、リズムはまるでダメです!そんな演奏だと大学なんかでは絶対に教授は見てくれない!まずは、バッハ、ヘンデルの時代にはピアノがなかったのでチェンバロ(ピアノの原型、ハープシコードともいう、この楽器にはペダルがない)の演奏だったのよ。タケチト君の演奏はペダルを使っているじゃない!」



壱岐
「・・・・あ・・・じゃあ、ペダルを使わなかったら・・大丈夫ですか・・・」



たまこ
「それだけではありません!メトロノームを使った練習はしていないでしょ?速度が小節によってバラバラ!またフォルテ(強く演奏)、ピアノ(弱く演奏)などの楽譜の指示もできていない。ヘンデルのしかもこのパッサカリアなどはピアノ教本でも最上級の曲よ!その発表会で生徒たちが聞くのであれば、ヘンデルはその程度で良いのかと勘違いしてしまいます。見る人が見たらあなたの恥にもなる。この曲はやめなさい。代わりに・・・・・」



たまこは、渚のアドリーヌ、その他ポップスなどを選曲してくれた。


これらは流れる曲なので、多少、間違えてもごまかしがきく!


ヘンデルのパッサカリアなどはペダルも使わないので曲にごまかしがきかない!


しかも、かなり早い曲であるから・・・



壱岐
「わかりました・・・じゃあ・・・ゆっくり演奏したらどうでしょうか・・・」



たまこ
「楽譜通りに弾かないとダメです。発表会とはそういうもの。160の速さを100で弾いたりするのであればヘンデルとはいえません。とにかくその曲だけはやめておきなさい・・・あなたのために言ってるのですよ」




さすがはたまこ・・・


何を言っても僕はたまこには頭が上がらない。


くさっても僕は、たまこ先生に小学校3年生から、中学校3年生まで7年間ピアノを教えて頂いた。


僕の”音楽の恩師”である。


このころは本当に練習が嫌いで、また、男の子も少なくほとんど女の子だったのでピアノ自体があまり好きではなかった。


練習をしないでよく怒られたりもしていた。
(おもしろくて優しく、本当にいい先生であったが練習に対しては厳しかった)


毎週水曜日にたまこのピアノ教室に行っていたが、練習が嫌いで、毎週、火曜日の夜遅く、もしくは、水曜日に学校を速攻で帰って、行くまでの間に猛練習していた(今、思えば7年間そうだった)


本来であれば、ピアノ教本で

①ピアノのお稽古(人によるが僕は7冊ぐらい)

②バイエル(上下)

③ブルグミュラー

④ソナチネ

⑤ソナタ(いわゆるクラシック名曲)


と進むのがふつうだが、最後のほうで中学になった僕は本当に練習をしなくなり、よく怒られていた。


そして・・・


ブルグミュラーの17番「おしゃべり」という曲を最後に僕は、たまこより僕はブルグミュラーを首になった。
















たまこ
「これだけ練習をしてこないということは、タケチト君はクラシックピアノなどは好きでないんだと思う・・・やる気がないのなら、どれだけ教本を教えてもダメ・・・本来はこの後、ソナチネ、ソナタと進むのが本来のピアノ課程だけど・・・タケチト君はもうこの課程からは外そうと思います・・・代わりに・・・あなたの好きなアニメやゲームミュージックの楽譜を本屋で買ってきなさい・・・来週からはそれを教えます・・・今日のレッスンはもう終わりにしますから、今日は帰ってもいいですよ・・・」
















その日、たまこにそう告げられた。


怒ってはいたが・・・


たまこは少し辛そうな顔をしていた。


25曲の練習曲で構成されているブルグミュラーの第17番「おしゃべり」・・・


憧れのソナチネまではあと、8曲であった・・・


ソナチネまでは本当にあと一歩であった・・・











僕と同じ学年の男の子は僕と財前君(たまこは財前ゴウ君の母です)と健太君(仮名)の3人だった。


小学校3年生からピアノを習っていた僕に比べて、財前君、健太君は幼稚園頃からピアノを習っていたのでそれはそれは、発表会でも見事な演奏をしていた。


しかし・・・財前君も健太君も中学校に入る前にピアノをやめてしまった・・・


小学校で最後だった。


二人ともピアノがもう嫌だったみたいで・・・


僕ももちろん嫌だった。


しかし・・・・


毎週水曜日にピアノに行ってたまこに練習を教わる・・・


このことは小学校3年生から6年生まで4年間の間で僕の生活の一部になっていた。


また、たまこは話好きで学校であった出来事やピアノ以外の話も聞いてくれていたので話をしていてもおもしろかった。



そんな中で・・・


ピアノをやめてしまえばたまこと会うことがなくなる・・・・


怒られながらでもこれまで教えてくれたピアノをやめるのは何かたまこに悪い気がする・・・


練習は好きではなかったが・・・こんな思いもあって、僕はピアノを続けることにした。


でも、もちろん・・・


ピアノ音楽は好きであった(と思う。正直、はっきりこの時はなぜピアノをやっていたのか自分でもわかりません。毎週水曜日にたまこに会いに行くというのが日課になっていたのでそっちのほうが強かったのだろうかな・・・)



そんな中で僕の学年でピアノを中学校に入っても習っていた男の子はのは僕だけになったのだった。


少ない男の中でたまこは僕が中学校になってもピアノを続けることになったのは嬉しかったと思う・・・


しかし・・・


結果的に全く練習をしてこなくて・・・


たまこを裏切った方がもっと悪かったと思う・・・今、思えば・・・









次の週から・・・


当時、スーパーファミコンで流行っていた”ファイナルファンタジー4”の楽譜を買ったので持っていった。


まあ、曲が好きであったので、真面目に練習していたと思う。




中学校3年生にもなり・・・


受験勉強もあったがピアノは続けた。


しかし・・・・


高校になったらピアノはやめる・・・


そう決意していた。


中学校の3年生の秋にもなり受験は追い込みの時期に・・・


僕はたまこに自分の気持ちを伝えた。














壱岐
「たまこ先生、高校になったら僕、ピアノやめます。

高校になったらもう一度、野球部に入りたいんで。

a0777_000002_m.jpg
http://www.ashinari.com/
(*野球は小学校3年生から5年生までしていたが5年生でやめました。あまりにも練習がきつかったので・・・中学校は2年生までテニスをしていたがやめました。興味がなかったのです・・・しかし、中学校3年生である親友と出会い、再び、高校で野球をしようと決意したのでした)*ここではこの経緯については詳しく述べません


でも・・・


中学校は最後までするから・・・


途中でやめたりしないからね!」
















たまこは驚いた顔をしたが・・・落ち着いた口調で・・・優しく僕に言った・・・



たまこ
「そうか・・・タケチト君、野球やってたね・・・また高校でもするのか・・・あんたは、今まで、本当に練習嫌いだったけど、ピアノに対する姿勢は真面目だった。私は途中で、ブルグミュラーからゲーム音楽へ転向させたけど・・・あんたは”音楽は好き”と思うわよ。まあ・・・男の子だから・・・あまり、クラシックピアノとか興味はないかもしれないけど・・・中学校に入ってもあんたの学年では男の子、あんただけだったからねえ(笑)」




壱岐
「・・・・うーん・・・・音楽好きなのかなあ・・・」


僕は、本当に、この時期は全く分かっていなかった・・・


音楽というもの・・・古典音楽(クラシックミュージック)がどれだけ偉大で素晴らしいものであるかということを・・・・




たまこ
「タケチト君・・・中学校を卒業するまで、まだ半年あるわね・・・じゃあ・・・最後に・・・ピアノを習っていたということ・・・この形跡だけは残しておいたほうがいいから・・・最後に・・・この曲を教えます。仮に、ピアノをやめても、この曲が弾けるなら、まあ、ピアノを習っていたという証になるから・・・」



たまこはある楽譜を僕の前に持ってきた・・・



壱岐
「・・・え・・・・この曲は・・・・」



たまこ
「少し、難しいかもしれないけど、あんたのレベルなら半年も練習すれば弾けるから。最後やめる前にこの曲だけは弾けるようにしなさい。しっかり練習するのよ!」


その、あまりにも有名な名曲の楽譜を目の前にして僕は驚いた。


でも・・・


この曲を弾けたらかっこいいだろうな・・・


これが僕のピアノの集大成になるのなら・・・


今度こそ逃げないで頑張ろう!


必ず、やめるまでには弾けるようにするぞ!















ベートーベン作曲・・・・















「エリーゼのために」を・・・














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Date:2011/01/16
Trackback:0
Comment:3

Comment

*

あぼーん
2011/02/01 【Knight of magic kingdom】 URL #- 

*

財前さんのとこから来ました
すごい話ですね
尊敬します!
これからも更新がんばです
2011/02/02 【来ました】 URL #- 

* Re: タイトルなし

来ました様

お越し頂いてありがとうございます。
ピアノは上手ではありませんが
ピアノは大好きです。
よかったらまたお越しください。
ありがとうございました!
壱岐タケチト


> 財前さんのとこから来ました
> すごい話ですね
> 尊敬します!
> これからも更新がんばです
2011/02/02 【壱岐タケチト】 URL #- 

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