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壱岐タケチトのブログ旅行恋愛記

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Information

□ アメリカ旅紀行(ニューヨーク編) □

第11章世界4大ミュージアムの1つ,『メトロポリタン美術館』

第11章 2005年12月9日  
世界4大ミュージアムの一つ、『メトロポリタン美術館』


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【芸術の宝庫と言われるNYのミュージアム】

NYは芸術の宝庫だ・・・・・

時としてそうよばれることがある。

ストリートの看板、ポスター、壁のペインティング、ビル・・・・すべてがArtに溢れている。

NYには有名な大美術館に始まり、個人コレクションのこぢんまりとした美術館、現在のアートシーンを見せてくれるユニークなギャラリー(画廊)にいたるまで、芸術全般の層の厚さを感じさせる。

特に小さなギャラリーをまわってみると、これが作品かという思いがけない「発想」に出くわし、さすがにポップアートが生まれた街だと理解できる。

何と言っても素晴らしいのは、この街に住む人々すべてがアーティストの卵たちに対してとても温かいこと。

街ぐるみで新しい才能に大きな声援を送っている。



NYにはさまざまなミュージアムがあるが特に有名なものを下記に挙げる。


メトロポリタン美術館


ニューヨーク近代美術館(モマ)


グッゲンハイム美術館


ホイットニー美術館


アメリカ自然史博物館


美術館は中でもメトロポリタン美術館とモマが有名である。

そして、世界4大美術館の一つであるメトロポリタン美術館が最も有名でNYの観光にはかかせない場所である。


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「ブーケ」
( Photo by (c)Tomo.Yun )*この写真はゆんフリー写真素材集より使用させて頂いております。
http://www.yunphoto.net











【メトロポリタン美術館】
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人類の英知が創り上げてきた文化遺産の結晶ともいえる美術館がメトロポリタン美術館である。

ロンドンの大英博物館、サンクトペテルブルクのエルミタージュ美術館、パリのルーブル美術館と並ぶ世界四大ミュージアムの一つであり、コレクション数は200万点にも及ぶ。

世界各国から毎年540万人以上が訪れ、スタッフの数は1800人近い。

加えて900人ものボランティアもいる。

このことからこの美術館がいかに大きく、広い、ということがわかる。

236のギャラリー数は世界最多を誇り、全コレクションの約4分の1が展示され、残り4分の3は収蔵庫に眠る。

年間を通して30以上の特別展を立ち上げるため、常に4~6つの異なる特別展を開催する。

特別展も常に批評家から好評なので、常設展を組み合わせた予定を立てることがお勧めのようである。



*以下はフリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より抜粋させて頂いております。





メトロポリタン美術館


メトロポリタン美術館正面
中央ロビーメトロポリタン美術館( - びじゅつかん、英:The Metropolitan Museum of Art、略称:The Met)は、ニューヨーク市マンハッタンにある世界最大級の美術館。


概要
メトロポリタン美術館の設立構想は、1866年、パリで7月4日のアメリカ独立記念日を祝うために集まったアメリカ人たちの会合の席で提案された。

この会合の参加者のひとりだったジョン・ジョンストンは、アメリカに国際的規模の美術館が存在しないことを憂い、メトロポリタン美術館の設立構想を訴えたが、この時点では美術館の建物はおろか、1点の絵画さえ所有していなかった。
美術館は4年後の1870年に開館。基金による購入や、さまざまなコレクターからの寄贈によって収蔵品数は激増し、現在では絵画・彫刻・写真・工芸品ほか家具・楽器・装飾品など300万点の美術品を所蔵。
全館を一日で巡るのは難しいほどの規模を誇る、世界最大級の美術館のひとつとなっている。

メトロポリタンの特色は、そのコレクションの幅がきわめて広く、あらゆる時代、地域、文明、技法による作品を収集していることにある。
そして最大の特色は、これだけの規模の美術館が、国立でも州立でも市立でもない、純然とした私立の美術館である点。
入館料が美術館側の「希望額」として表示されているのも名物
で、懐事情の苦しそうな美大生だと少々欠けても大目に見てくれたり、いかにも裕福そうな紳士淑女には気前の良さを期待していることが言外にほのめかされたりする。

美術館の運営管理は理事会によって行われている。創立100周年の1970年から始まった大改修計画により、美術館の総床面積は倍増し、さらに充実した展示が可能となった。

ミュージアムショップの充実ぶりも有名。
関連書籍、ミニチュア、雑貨などはインターネットによる通信販売でも購入できる。


また、マンハッタン北部にあるフォート・タイロン・パークの丘の上に建つ「クロイスターズ」もメトロポリタン美術館の分館で、フランスやスペインの廃僧院を解体輸送して再構築した建物内には、中世ヨーロッパ美術が展示されている。



構成
本館 (Main Building)
常設展示 (Permanent Collections)
アメリカ装飾芸術部門 (American Decorative Arts)
アメリカ絵画と彫刻部門 (American Paintings and Sculpture)
古代近東芸術部門 (Ancient Near Eastern Art)
武器・鎧部門 (Arms and Armor)
アフリカ・オセアニア・アメリカ芸術部門 (Arts of Africa, Oceania, and the Americas)
アジア芸術部門 (Asian Art)
衣装研究所部門 (The Costume Institute)
スケッチ・絵画部門 (Drawings and Prints)
エジプト芸術部門 (Egyptian Art)
ヨーロッパ絵画部門 (European Paintings)
ヨーロッパ彫刻・装飾芸術部門 (European Sculpture and Decorative Arts)
ギリシャ・ローマ芸術部門 (Greek and Roman Art)
イスラム美術部門 (Islamic Art)
中世芸術部門 (Medieval Art)
現代美術部門 (Modern Art)
楽器部門 (Musical Instruments)
写真部門 (Photographs)
ロバート・レーマン・コレクション (Robert Lehman Collection)
特別展示 (Special Exhibitions)
図書館 (The Libraries)
別館:クロイスターズ (The Cloisters)



主な収蔵品

デンドゥール神殿 
古代エジプト
紀元前1世紀頃


聖母子像
 ヴェロッキオ
 1470年


ヴィーナスとリュート弾き
 ヴェチェッリオ
 1560年


トレド風景
 グレコ
 1597年


女占い師
 ラトゥール
 1632–35年頃


水差しを持つ若い女
 フェルメール
 1662–63年頃


八橋図屏風
 尾形光琳
 1711–14年頃


朝顔図屏風
 鈴木其一
 19世紀前半


ガレンヌ村の橋
 シスレー
 1839年


ヴェネツィアの大運河
 ターナー
 1850年


ドブロリ公爵夫人
ドミニク・アングル
1853


画布、油彩
121.3cm × 90.8 cm


サンタドレスの庭園
 モネ
 1866–67年


マダム X
 サージェント
 1884年


サーカスの客寄せ
 スーラ
 1887–88年


糸杉
 ゴッホ
 1889年


二人のタヒチの女
 ゴーギャン
 1889年



考える人
 エイキンズ
 1900年








古今東西の美術品を200万余点、所蔵するこの世界屈指のマンモス美術館。

とにかく広いので覚悟を決めて、1日、朝から晩までいるか、あらかじめ、下調べをして迷わずに見たい場所だけに直行するかどちらかがよいだろう。

なんとなくぶらぶらしているのだけは避けたい。

肝心の見たかったものが見れずに時間切れになってしまう。

僕も少し、この美術館がいかに広いと行っても、駆け足で回ると全部見れると甘く見ていたが・・・・



とんでもない!


とてつもなく広い!


半日などの時間ではとてもすべて回れるどころではない広さだ!




また、作品を効率よく見る、見たい作品をチェックするためには「メトロポリタン美術館ガイド」と呼ばれる、本を購入することをお勧めする。

この本には美術館すべての作品から最も優れた作品を選定して、道順、全館の案内図も載っている。

事前にどんな作品があるのか調べていない方はぜひ、お勧め!

この本で有名な作品、見たい作品を決めてそれから回るのがよい。

何度も書きますがくれぐれも適当に回らないで頂きたい・・・・




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*「メトロポリタン美術館ガイド」。ミュージアムショップで売っているもで買った。





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*「メトロポリタン美術館ガイド」の裏。料金は17.95$(約2,000円)
                            (2005年度時点の料金です) 
 





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*目次





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*解説の通り、料金は大人8$(約1,000円)。入館者は目印に水色のバッチをくれる。
休館日は月曜日である。





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*グラウンドフロア





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*1階




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*2階





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*他の階





以下、絶対に見ておいたほうがいいという作品と、美術館でガイドツアー(無料)で、紹介された超有名な作品を下記より、11点ご紹介する。
(*写真はガイドブックに載っているものをデジカメで写した)
僕は限られた時間で主にこの11点を見たのだった。
(他にもいろいろ見たが重点的にみたのは以下11。何しろ場所が11ともバラバラなので探すのと行くのに苦労したのでミュージアムショッピングで買物をして美術館ガイドの解説を聞いて昼ごはんを食べたら3~4時間はあっという間だった・・・・)









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イマニュエル・ゴットリーブ・ロイチェ/デラウェア川を渡るワシントン *超有名






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高脚つきチェスト






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デンドゥールの神殿 *超有名






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レンブラント/ホメロスの銅像を眺めるアリストテレス *超有名







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ヨハネス・フェルメール/水差しを持つ若い女 *超有名






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ジャン・アントワーヌ・ヴァトー/メズタン  *超有名






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ピエール=オーギュスト・ルノワール/ジョルジェ・シャルパンティエ夫人と子供たち,ジョルジェットとポール 
*超有名






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伝クラウス・ド・ウェルフェ/聖母子像 超有名





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エラール&カンパニー/ピアノ  超有名






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ジョージア・オキーフ/赤、白、青  超有名





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ジャクスン・ポロック/秋のリズム  超有名







以上11点です。
他にもまだまだ超有名な作品はありますが上記は僕が記録してある分です。
しかし、上記は本当に中でも超有名なものでガイドツアーでも必ず回る作品なのでもしご興味のある方は詳しく調べてみてください。


こちらはメトロポリタン美術館公式HPです(すべて英語)。













【NY1の”メトロポリタン美術館”へ入場!】
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タクシーを降りた僕はメトロポリタン美術館へ到着!

時刻は11:00前・・

本来は10:00~15:00までの滞在予定だったが予定より1時間ロスしている。

せっかくゆっくり見ようと思っていたのだが・・・

まあ、でも4時間あるから駆け足で回ると全部見ることはできるだろう・・・

このように甘い考えで僕はいたのだった・・・・

この時、僕はまだ知らなかった・・・・

この美術館の莫大な広さに・・・・・



しかし・・・

到着して入り口を見てお城のような庭、建物の広さに驚いた・・・


”これが世界4大ミュージアムの”メトロポリタン美術館!なんという大きさだ!”


かなりのたくさんの人がミュージアムを見に訪れている。

荷物は持っていかなくて正解だった。

かなりの人なのでコインロッカーに預けるのにも時間がかかりそうだ・・・・

とりあえず僕は入り口でチケットを買って美術館へ入場した。
(8ドル。入場者には水色でMと書かれているバッジをくれた。これが入館者目印になる)





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入ったらインフォメーションがある。

ここで日本語パンフレットをもらった。

この時に僕はまだ、前述したメトロポリタン美術館ガイドブックは買っていない。

当初は、持ってきたイラストNY(ガイドブック)に書いてある、有名な作品だけを見て回ろうと思っていた。

入って急いでルート通り走る。

ルートは以下の通り。


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*メトロポリタン美術館全体図(写真はメイツ社のイラスト徹底ガイドNYのものです)





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*メトロポリタン美術館おすすめコース(写真はメイツ社のイラスト徹底ガイドNYのものです)






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*メトロポリタン美術館おすすめコース図①②(写真はメイツ社のイラスト徹底ガイドNYのものです)





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*メトロポリタン美術館おすすめコース図③④⑤(写真はメイツ社のイラスト徹底ガイドNYのものです)






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*メトロポリタン美術館おすすめコース図⑤⑥(写真はメイツ社のイラスト徹底ガイドNYのものです)






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*メトロポリタン美術館おすすめコース図⑦⑧(写真はメイツ社のイラスト徹底ガイドNYのものです)






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*メトロポリタン美術館おすすめコース図⑨⑩(写真はメイツ社のイラスト徹底ガイドNYのものです)




*このように僕が最初に超有名と紹介した作品も載っているものと載っていないものがある。
 これはやはり出版社によってお勧めの作品が違うことを御承知頂きたい。
 したがって、僕はNYのガイドブックを3冊日本から持ってきてるが、やはり本によって紹介している作品は違う。
ここで僕が最初に説明した超有名と書いている作品はなぜ強調して説明かというと”メトロポリタン美術館のボランティアガイドが勧めてくれた作品と実際に美術館のガイドツアーで紹介された”ものだからご紹介させて頂いたのである。





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インフォメーションには凄い人がいた・・・


僕は早速、以下のメトロポリタン美術館おすすめコース(写真はメイツ社のイラスト徹底ガイドNYのものです)の通りに走ることにした。
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【迷宮ミュージアム】

なんだ、この広さは・・・・






まるで・・・・・







迷宮だ!

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「大海」
( Photo by (c)Tomo.Yun )*この写真はゆんフリー写真素材集より使用させて頂いております。
http://www.yunphoto.net


入って急いで走るが複雑な道があり、何か所も分かれ道がある・・・

分かれ道を走って進めば行き止まりもある・・・

道がとても複雑でわからない・・・

あらかじめ全体図を把握して、よく研究をしておかないと絶対に無理・・・ということがこの時わかった。




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何か有名そうな絵があったので撮影した。(美術館の撮影は許可されているみたいだったので)




あっ!




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ピエール=オーギュスト・ルノワール/ジョルジェ・シャルパンティエ夫人と子供たち,ジョルジェットとポール 
*超有名
裕福な出版業者ジョルジェ・シャルパンティとその夫人は、金曜日の夜ごとに政界や文学、美術界の著名人たちをもてなしたが、ルノワールもその集いに好意を持って迎えられた。
1878年作のこの素晴らしいグループ肖像画の制作にあたってはルノワールに気前よく画料が支払われた。
だが、彼は、夫人と子供の性格をとらえることは試みず、その裕福でゆったりとした暮らしぶりを伝えている。
その結果、当世風の家族を描いた彼の肖像画は、仲間のドガを描いた、より洞察力に満ちた肖像よりも、ルノワールが賞賛したものとなった。
この絵は1879年のサロンに快く受けいられた。
解説:メトロポリタン美術館ガイドブックより




これは、どのガイドブックにも紹介されている凄く有名な絵だ!

偶然、走っていたら簡単に見つけられた。

うーん・・・・

価値は良く分からないが・・・

でも何か凄い雰囲気のある絵だった・・・








進んでいくとミュージアムショップがあった。

とりあえず、先に日本へまだ買っていない人の残りのお土産をここでもう全部買おうと思った。

買う時間がなくなったり、またミュージアムショップまでたどり着けるかどうかわからないので先に買おう!

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ここにはポストカードやロゴス入りグッズ、ギフト用品などが揃っている。

美術館にある絵をモチーフにしたグッズなどもたくさんあった。



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*カバのホッチキス
あった!
メトロポリタン美術館で絶対に買おうと思っていた、ガイドブックで人気商品と書いてあったこのホッチキス!
エジプトで発掘された紀元前の青いカバの置物は「ウィリアム」という愛称が付けられ、メトロポリタンタン美術館の人気者である。
このホッチキスは9.95$だった。約1,200円(2005年12月当時)

お土産によいのだが配るお土産にはちょっと高いので自分用に記念に買ったのだ!(^^ゞ






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*他にも美術館のロゴ入りのたくさんの商品がある。


そして・・・

僕はここでメトロポリタン美術館ガイドブックを見つけたのだった。

このあまりにも広い美術館の作品は解説なしでは観賞するのは不可能と考えた。

何が有名でどれを優先に見たらいいか・・・

詳しい道順や詳しい全体図が把握したい・・・

作品の詳細な解説がほしい・・・

読んでみたらこれらのことはすべて詳しく書かれており、かなり詳しい!

また、美術館すべての作品から最も優れた作品を選定して解説していると載っていた。
(すべてを紹介するとこの何倍もの量になるそうだ)

だからこの本に載っている作品はすべて最も優れた作品だと考えてよいのだ。

僕は迷わずにこの本を買った。
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*「メトロポリタン美術館ガイド」。料金は17.95$(約2,000円)
                            (2005年度時点の料金です) 
 

ページ数は470Pもあるのでこの本だけでもかなり膨大な作品が紹介されている。

もし、読者の方でメトロポリタン美術館へ行かれる方がいたら個人的にはこの本のご購入は強くお勧めしたい!







お土産の買い物はほとんど終わり、時間は11:20。

もうこの本にある作品を15:00まで時間の許す限り、適当に見て行こうと思っていた。

食事もしないといけないしな・・・

広すぎて、とても行っては帰って行っては帰って作品を見るのにはこの”迷宮ミュージアム”を初めて訪れた僕には不可能と思った。

そう思いながらインフォメーションに出てきた。

すると、11:30より美術館の日本語ガイドツアーがあると言うのを思い出して(着いたら11:00前で30分も待つのが時間がもったいないので参加はやめて一人で駆け足で走ったのだった)即座に、インフォメーションスタッフに尋ねた。

日本人スタッフもいたからちょうどよい!


壱岐
「すみません、今、11:25ですが、11:30からの日本語ガイドツアーはまだ参加できますか?」

スタッフ
「申し訳ございません、ガイドツアーはいつも11:15~からになります。でも今、アメリカンウィングあたりでいると思いますから急いで行けば間に合うと思いますよ!」

僕はそのアメリカンウィングという場所を地図で教えてもらい、全力で走って行った。

”うっ・・・時間、勘違いだった・・・せっかく見えると思ったのに・・・・でもまだ間に合うかも・・・やっぱり初めての所は詳しい解説がいるなあ・・・”

この迷宮ミュージアムに来た僕はつくづくそう思ったのだった。











【日本語ガイドツアーに参加】

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*必死で走って行くとなにやら凄く豪華そうな金の仮面があるので1枚写す!





あっ・・・いたぞ!





たぶんあれがそうだ!




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何とかガイドが率いる日本人らしい集団を発見!

日本語で解説している・・・

よかった!

僕はここから飛び入り参加をすることに。

ガイドツアーは特に料金はかからず、美術館への入館者は無料で参加できる。

作品は2つ終わっていたが、全然構わない!

今、エジプトのランドゥール神殿(超有名)の解説中である。

ハイライトを見れて本当によかった・・・

また解説もかなり詳しい。

この時から、美術館というものは、たとえ見るものが少なくても、(有名な作品などを)一つ一つ、きっちり見る方が、記憶にも残り、勉強にもなり、絶対にいいことが改めてよくわかったのだった。

*毎週火曜日と金曜日は日本語のツアーガイドが11:15から約1時間、催行している。
 本来は予約制だが途中参加でもOKである。




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デンドゥールの神殿 *超有名
デンドゥールの神殿はローマ皇帝アウグストゥスがエジプトと現在のアスワン南部地方にあたる下ヌビアを支配した時代に皇帝の手で建設された。
神殿はアスワン・ハイ・ダムの建設の後ナセル湖の下に水没するはずであったが、古代ヌビアの建造物を救おうとする国際的な運動が起こり、この運動に対するアメリカの貢献を認めてエジプト政府からアメリカに寄付された。
この記念碑はイシス女神とヌビアの首長の2人の息子が神格化されて祭られている。
神殿は石の門の背後に復元され、門はかつては土製のれんがブロックで閉じられた壁の間を通る入り口として使われていた。
全体が標準的な古代エジプトの崇拝神殿を簡略化したものであり、崇拝神殿の構造は3000年間ほとんど変わることがなかった。
神殿の浮彫にはアウグストゥスがエジプトの様々な神々、2人の兄弟神およびヌビアの2人の神々に供物を捧げる様子が刻まれている。
アウグストゥスはエジプトの伝統的なファラオの姿であらわされているが、美術上の様式から言えば、装飾は明らかにローマ時代のものである。
解説:メトロポリタン美術館ガイドブックより

この遺跡は紀元前15の本物である。






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この超有名な神殿にはたくさんの人が訪れて写真は人が入らざるをえなかった・・・

しかし・・・確かに見事な造りの神殿だったなあ・・・
(価値はよくわからないが・・・・)











【THE AMERICAN WING(アメリカン・ウィング)】
メトロポリタン美術館は1870年の創設以来、着々と重要なアメリカ美術を取得してきた。

当館のアメリカ美術コレクションは世界有数の優れた包括的なコレクションとしてアメリカン・ウィングに収められている。

1948年に創設されたアメリカ絵画・彫刻部と、1924年に組織されたアメリカン装飾美術部によって管理されている。

絵画のコレクションは広範囲にわたる優れた作品であり、18世紀末から20世紀初頭に至るアメリカ美術史のほぼすべてが示されている。

彫刻のコレクションもまた秀でており、とりわけ新古典主義とボーザール系のものに優れたものが揃っている。


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イマニュエル・ゴットリーブ・ロイチェ/デラウェア川を渡るワシントン *超有名
19世紀の多くの画家や彫刻家、小説家が、アメリカの植民地の歴史を感情的に再構成した作品を創作した。
史実には不正確なところが多いが、この絵は、こうしたロマン派的な発想が顕著な作品である。
ロイチェがデュッセルドルフに住んでいた1851年の作品であり、当時その地で盛んであったロマン派絵画のスタイルを強く示している。
ロイチェがドイツで仕事をしていた時に、ちょうど居合わせていたアメリカ人画家、ワーシントン・ホワイトリッジがワシントンと舵手、双方のモデルを努めた。
解説:メトロポリタン美術館ガイドブックより

アメリカンウィングの代表的作品。
1851年にNYで公開されたときに、1万ドルの破格値が付いたといわれる。

僕がこの美術館で最も気に入った絵です。






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エジプト美術のデンドゥールの神殿の後、この絵の場所へ僕たちは移動した。

すばらしい!

僕はとてもこの絵が直感で好きになった!

何かとてつもなく偉大な、かっこいいオーラみたいなものをこの絵から感じた。

この有名すぎる絵にはたくさんの人が時間をかけて観賞していた。

僕はもう一度この堂々とした写真を斜めから撮影。

再び僕らは移動することに。

ここで僕は一人の青年に出会ったのだった・・・













【京都から来た美術好きの青年】

アメリカン・ウィングを出た僕たちは次の場所へ向かう。

そこで僕たちは一人の青年に出会ったのだ(年齢は高校生1~2年ぐらい)

青年は全員の人数を数えながら僕たちのツアーに合流してきたのだった。

最初、僕は”ここのスタッフの子かな?!”

と思っていたらどうやら違うみたいだ。

すると・・・

一人参加でメトロポリタン美術館のガイドブックを持っていた僕にその子は話しかけてきた。
(京都から来たその青年をこれより右京(仮名)と書くことにする)


右京
「これから行くところはここに行きます。ここの見どころは・・・・」


声がかなり小さくて少し言語障害があるようだった。

しかし、右京もメトロポリタン美術館のガイドブックを大事そうに片手で持っていた。


壱岐
「あっ・・・詳しい解説ありがとう!こちらの美術館のスタッフの方ですか?」


右京
「いえ、違います。京都からこっちに最近やってきました。美術が好きなのでよくここに来ているんです」


右京はそう答えた。

”美術が好きなのでアメリカに来たのか・・・・”

僕は彼の年齢でアメリカに来るのに感心した。

よほど将来、美術系の仕事を目指しているのだろうか・・・・

僕はそれ以上は詳しくは聞かなかったが、出身地だけは尋ねた。


壱岐
「日本のどこから来られましたか?」


右京
「京都からです」


こうして、僕と右京は一緒にガイドツアーをまわるようになった。



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エラール&カンパニー/ピアノ  超有名
この荘厳なピアノは、パリの有名なハープとピアノの製造会社のイギリス支社が第3代フォーリー男爵夫人のために制作した。
鍵盤やペダルに触れた形跡がほとんどないことから、この見事な楽器は単に教養や身分の象徴として所有されていたと推測される。
この時代、これほど豪華に装飾されたピアノは他に例がない。
染木と白木の寄せた木細工、彫刻を施した象牙、アコヤ貝、アワビ貝、金線等を使って、いろいろな歌劇の場面やトロフィーなどに加え、動物、グロテスク文様、花のモチーフ、踊り子、ギリシアの神々、フォーリー家の紋章といった図柄が表現されている。
この装飾を仕上げたのはジョージ・ヘンリー・ブレイクという職人だが、名前以外は何もわかっていない。
エラール社が特許を持つ機械装置は、近代のグランド型「アクション」(打弦機構)に直接つながる先祖ともいえ、この仕組みによって迫力ある音量と早い演奏が可能となった。
それゆえエラール社のピアノはフランツ・リストなどの名演奏家に好まれた。
解説:メトロポリタン美術館ガイドブックより







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レンブラント/ホメロスの銅像を眺めるアリストテレス  超有名
この作品は、レンブラントの唯一の外国人庇護者だったシチリアの貴族ドン・アントニオ・ルッフォの依頼により制作された。
ルッフォは、1654年にこの絵を受け取ったが、10年後に、あと2点、ホメロスとアレクサンドロス大王の肖像画を注文した。
1653年の作であるこのアリストテレスの肖像画の中で、レンブラントは3人の古代の偉人を堅密に結び付けている。
アリストテレスは、ホメロスの胸像の頭上に片手を置き、アレクサンドロス大王のメダイヨンがついた金の鎖を見に着けている。
哲学者の書斎の厳斎な静けさ、盲目の詩人の頭上におかれた指の雄弁さ、とりわけアリストテレスの顔に浮かぶ謎めいた表情などが一体となって、画像に大きな力を与えている。
解説:メトロポリタン美術館ガイドブックより



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上記は光の加減で見にくいため、再度、ガイドブックの写真を提示いたします。






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ヨハネス・フェルメール/水差しを持つ若い女  超有名
完璧に均衡のとれた構図、静かで透明な光、青とグレーの銀色みをおびた色調を組み合わせて、間近で観察した室内の情景の眺めを描きだし、この作品を古典的なものにしている。
募作であること(現存する確かなフェルメールの作は35点に満たない)、それらがあまり広く知られていなかったことから、フェルメールは死後まもなく忘れ去られてしまった。
フランスの批評家テオフィル・トレがオランダ訪問中に、フェルメールの作品を再発見するまでの間に、およそ200年の年月が流れた。
今日フェルメールは最も評価されているオランダ画家の一人で、この作品は円熟期の初期の特徴を示しており、1660年代の初めに描かれたと考えられる。
解説:メトロポリタン美術館ガイドブックより




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上記は光の加減で見にくいため、再度、ガイドブックの写真を提示いたします。






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ジャクスン・ポロック/秋のリズム  超有名
指導的な抽象表現主義者であり、NY派のメンバーだったポロックは、彼の「ドリップ画」で最もよく知られており、最初の作品が描かれているから40年以上も強い反応を引き起こし続けている。
同業のウィレム・デ・クーニング、バーネット・ニューマン、マーク・ロスコと並んで、ポロックは伝統的なイーゼル画の主題と技法を、自身の芸術によって伝えたいと思う真実を表現するのには不十分であるとして退けた。
初期の作品で、ポロックは、多くの文化のアルカイックな神話に真実を求めたが、新しい主題を求めた時には、自分が表現しようと望む同じ内容に直接的で基本的と思われる新しい技法に向かっても制作した。
1940年代末に、彼は表現と特定の主題を拒否し、絵画自体の家庭に注意を向けた。
≪秋のリズム≫(1950年)は、この新しい絵画の最初の作例である。
解説:メトロポリタン美術館ガイドブックより







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この絵「秋のリズム」に僕は強いインパクトを受けた。

全く価値がわからないが・・・

何か凡人では書けぬ得体の知れないものを感じた・・・

絵が大きいのでインパクトも強かったのだが・・・

この絵は何を書いているのかさっぱりだが凄いんだんあ、というのは十分伝わったのである。











【右京君のミュージアムガイド】
秋のリズムを見て、日本語ガイドツアーは終了した。

僕途中から回ったのだが、(最初の二つは見れなかったが)充実したツアーだった。

日本語ガイドさんは女性の人だったが本当に美術にくわしく感心した。

「ありがとうございました!」

参加者全員で拍手とお礼を包んだのだった。


そして全員、各自グループで解散して行った。

僕と右京はこの場にそのまま残った。


右京
「壱岐さんは途中から参加したみたいですが、よかったら朝に行けていなかった2つを僕が案内しますよ!」


壱岐
「えっ・・・案内してくれるの?!でも僕一人のために悪いからいいですよ・・・」


僕は彼の時間をさいたら気の毒なのでお断りしたのだが・・・


右京
「僕は予定はなく、1日中ここにいます。
 美術を人に案内するのが好きだから案内したい・・・」


右京は案内をどうしてもしたいみたいだった。

美術に火がついてきた僕は、当然、朝に行けなかった場所へ行きたかった。


壱岐
「よし、じゃあ時間もあるので・・・よろしくお願い致します!」


時刻は12:20ぐらい・・・

まだ美術館の滞在時間は十分あるので、僕は右京に朝に行けなかった二つの作品”高脚つきチェスト”、”聖母子像”、そして、クリスマスツリー(季節物)を案内してもらうことにした。


後でスタッフの人に聞いたら彼は2日に1回は美術館に来て、美術に興味がありそうな人にいつもガイドをしているそうだった。(右京はミュージアムスタッフではない)






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すさまじい戦いの絵があったので撮影。





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これは有名なものらしい・・・・(右京いわく・・・)






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高脚つきチェスト  超有名
ウィリアム・メアリー様式は、1690年代に植民地に伝えられ、1730年代まで広く流行した。
数々の新しい形の中でこの時代に流行したのは高脚つきのチェストで、食器戸棚に変わって最も重要な家庭用の家具となった。
この18世紀初期の高脚つきチェストはろくろで成形した人目をひく6本の脚に支えられており、各部をくっきりと縁取って、なめらかな表現は木目のある合板で装飾されている。
NY生まれのチェストとして広く知られているものには、コーニスの下に前面がふくらんだ一つの引き出しと、最上段にはここで見られるように二つではなく三つの引き出しが付いている。
また、一つの引き出しがさらに細かく分かれているように見える装飾的な象徴の円取りも、NYの職人芸の特色である。
解説:メトロポリタン美術館ガイドブックより



ジャンル:アメリカンウェイング

おそらくニューヨーク製

とてつもなく希少価値のあるものというように立派に飾られていた。






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右京は本当に美術に物知りであり、このメトロポリタン美術館を知り尽くしていた。

道もこんな複雑なミュージアムの順路を完全に把握している。

僕と右京はミュージアムのロビーらしきところに出てきた。


右京
「ここは1階ガーデンコートです。
 ここはきれいなロビーでティファニーのガラス工芸も見えます。
 真ん中の像は”ダイアナ象”です」




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ダイアナ象

この光り輝く、いて座のサジタリウスに似たこのダイアナ象はガーデンコートのシンボルである。





そして僕は右京にクリスマスツリーまで案内してもらった・・・・



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クリスマスツリー

右京
「これは年中あるわけではありません。
 季節に応じてクリスマスが終わるまで提示されています。」


見事なクリスマスツリーだ・・・・・


凄く大きいな・・・


そうか・・・アメリカと言えば”キリスト教”の国・・・


当然クリスマスも派手なんだろうなあ・・・(笑)



そして・・・












最後に僕は(まさに今の時期にふさわしい温かい作品に)











出会ったのだった・・・・・・




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聖母子像  超有名
この堂々とした肖像のような肖像のような聖母子象は、ポリニーの聖クララ会修道院にあったもので、説得力のある自然らしさによって際立っている。
クラウス・スリューテル圏内で制作した彫刻家の特徴であるこの堂々とした感じの強調は、フランスのブルゴーニュ派の彫刻に何世代にもわたって影響を与えた。
母と子の間に表現された関係は、生母が本を読んでいるとき、ふざけて彼女の邪魔をする丸々と太った幼児のような優しい親密さを伝えている。
このような家庭的雰囲気にもかかわらず、腰掛の銘文は「我は始源より、年月以前に創造された」(集会の書第24章第14節)という聖書の予言にあるキリストによる聖就を強めている。


解説:メトロポリタン美術館ガイドブックより



クリスマスの時期にぴったりのこの聖母子象・・・


その優しい女性の表情に僕は、心が癒されたのだった・・・・






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*最後に聖母子像とクリスマスツリーの前で右京と一緒に写真を撮った。左が右京で右が僕。

そして、ここで右京とはお別れ。

僕は昼食を食べてから、後、個人的に見たい作品である”赤、白、青”(凄く抽象的な絵)と”メズタン”(美術館ガイドの表紙の絵)を見てミュージアムを出ることにした。

時間はもう13時を過ぎているので・・・

僕はミュージアム1階レストランカフェテリアで食事をしようと思っていたので御礼に食事を右京に誘ったが、右京は行かずにまだ美術館をまわるようだった。

いろいろ話したのだが右京は京都から来た20歳の青年。

現在はNYで暮らしている。

詳細は聞かなかったが、ガイドをするのが凄く好きみたいでたくさんの絵を解説してくれて道も教えてくれた。

かなり詳しいので美術館の人かと思ったら、違うそうで2日に1回はここにくるそうだ。

少し、言語障害があるみたいで、声が凄く小さかったが、親切で優しく一生懸命な青年だった。

右京のおかげで、本当にためになる、楽しいひと時を過ごせた。

壱岐
「いろいろと本当にありがとう!これからも美術ガイド、頑張って!」


右京は、にっこりほほ笑んで、僕のもとを去って行った。

また、誰かの案内をするみたいだった・・・


そして・・・

僕は再び一人になった・・・



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季節にふさわしいこのクリスマスツリーは壮大にこのミュージアムに、まるで人々を導くように・・・・どっしりと立っていたのだった・・・















【昼食~1人きりのミュージアム】

日本語ガイドツアーが解散、そして右京と別れた僕は、一人でミュージアムをまわることに。

おっと・・・その前に食事だ!

13:00はとっくに過ぎている・・・

朝ごはんも慌てて食べておらず、美術館を駆け巡ったからお腹がぺっこぺっこだ・・・

僕はせっかくなのでこのミュージアムのレストランでランチを食べることにした。


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*美しい女神の石像





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*なにか物思いを秘めている女性?!





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*下にいる怪物はドラゴンか?!










僕は1階のカフェテリアレストランへ到着。

バイキングではないがかなりたくさんのメニューがたくさん、テーブルに置かれているので好きなものを取って行って、最後にレジで取った分だけを支払うという方式になっていた。

やはり、アメリカ、和食系は全くなく、たくさんの種類のパン、見たことのない野菜、肉、フルーツ、デザート、見たこともないたくさんの種類のジュースがたくさん揃っていた。






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*僕の取った昼食。左はトマトと揚げポテト。右が3種類のパンと飲み物はミックスジュース

NYに来てから、揚げものや肉ばかりの食事が多く、野菜をあまり食べていなかったので今回はトマトなどの野菜を中心にした。(今日の夜のジャズツアーも恐らく肉ばかりなので・・・笑)
でも味はおいしかったよ!








昼食を食べて、僕は個人的に見たい作品である”赤、白、青”(凄く抽象的な絵)と”メズタン”(美術館ガイドの表紙の絵)を見るために、再び、美術館を走った。



本当に迷路みたいに広い・・・

もうすぐ14:00が来る・・・

15:00まであと1時間と少ししかない・・・

一人きりだけど・・・

うまく場所を見つけられるかなあ・・・



さっきまでいた右京のありがたさをこの時、しみじみと感じたのだった・・・




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*写真みたいな絵があったので撮影!これで本当に絵なのか?!





あった!






見つけたぞ!













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ジョージア・オキーフ/赤、白、青  超有名

ジョージア・オーキフは、アルフレッド・スティーグリッツがNYの彼の画廊で熱烈に支持した初期のアメリカモダニストの中で唯一の女性だった。
ほぼ70年に渡って、彼女はほとんど風景、花、骸骨のみをモチーフにきわめて独自の絵画を創り出した。
動物の骨と頭蓋骨という主題は、1930年の彼女の作品に、はじめはそれだけで、後には風景の中に配置されてあらわれた。
彼女はそれらの骨をニューメキシコへの旅で収集したのだが、それらは彼女がNYで制作した絵にしばしば使われた。
≪赤、白、青≫は彼女の最も有名な作品の一つで、おそらくNYのジョージ湖で1931年の秋に描かれたものであろう。
彼女は牛の頭蓋骨のぎざぎざの縁、すりへった表面、薄い色に荒野の本質、永遠の美を見たのである。

この絵は形と線の雄弁な抽象であると同時に、象徴豊かなイコンである。
伸ばした角と垂直な位置によって作りだされた十字架の形は、この率直な作品を聖遺物の域にまで高めている。
絵のタイトルと三色の色は、1920年代と1930年代における民族主義的な自己同一を伴ったアメリカの固定観念に対する風刺的な批評である。



僕は、この作品は本当に凄いと思った・・・

普通、この絵は書けない・・・

いったいどうやったらこの絵を書けるのだろう・・・

この絵に描かれている”世界”はいったいどこなのか・・・

想像だけでは決して書けない・・・そう思った。

解説にある一文で”彼女は・・・・永遠の美を見たのである”という言葉に僕は注目した。

これが芸術家の世界・・・

想像と努力だけでは決して辿り着けない天性的なもの・・・

それが芸術家だと思った。

僕はこのような現実には存在しない抽象的な世界を描いている絵には凄く興味を持っている。






そして・・・













愛用したこの美術館ガイドブック表紙にある・・・・












「メズタン」を見つけた!

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ジャン・アントワーヌ・ヴァトー/メズタン  *超有名

メズタンという名前は「半分」を意味し、イタリア生まれの即興劇、コメディア・デラルテのキャラクターである。
彼は、恋にもろく、感情的で、報われない恋を追う片思いの従者である。
背を向けた大理石の女人像が立つ緑濃い庭園の前で彼が歌っているところが描かれている。
女人像は彼のロマンティックな愛の言葉に耳を傾けようとしない女性を暗示する。
ヴァトーは芝居の衣装をつけた友人や役者たちを数多く描いたが、この絶妙で、憧れを託した作品のモデルが誰であるかはわかっていない。
ヴァトーの短い生涯の終りに近い1717年から19年に制作された。




必死で歌を歌い、女人像で、決して報われることのない恋を追う彼はまるで僕のようだ・・・

この絵を見てそう思ったのだった。

NYに来る前に好きな女性を半年間も追いかけた(歌い続けた・・・)


この、今日のNYハイライト観光の”メトロポリタン美術館”での僕が最後に見おさめた絵は・・・

まるでNYに来た僕がそのまま、ここに映し出されているようだ・・・

何気なく買った美術館ガイドブックの表紙にある絵「メズタン」・・・

ここに来て・・・

この作品の目の前に来て・・・

解説を読んだ僕は”この絵にはこんな意味があったのか・・・・”と・・・・

そう強く感じたのだった・・・・・












【出会い】

僕はぜひ、記念に、この自分に似たメズタンと一緒に写真を撮りたかった。

そして、僕は写真を撮ってもらおうと通りがかりの人に声をかけたが・・・


みんな駆け足で急いでいる人もいたり、絵に夢中になって僕の声に気ずかずに通り過ぎて行った・・・

周りに人もいなくなったのであきらめて帰ろうと思ったその時・・・





「あっ・・・よかったら写真撮りましょうか?」







一人の女性が僕に声をかけた・・・




これが僕とあすかさんの出会いだった・・・・



















物語がとてつもなく長くなり読者の方にはお詫びいたします。


ここまで読まれるのに本当に疲れたと思います・・・


個人的にはこの美術館が凄く良かったので


詳しく解説をしたらここまで長くなってしまいました・・・・


少々、マニアックな章になってしまったかもしれませんが・・・


芸術、美術に関心のある読者の方には


興味深い章になっていただけたのではと思っています。



本来は美術館はすべてここで完結させる予定でしたが


画像が多すぎるせいか、メズタンあたりから


新たな画像がアップロードできない


という障害が起きましたので


ここでいったん打ち切らせて頂きます。


最もあすかさん(仮名)と出会ったころで区切りがよかったので


ちょうどよいかと思いました。




さて次回は、


第12章 2005年12月9日 
     再びFifth Avenue(五番街)へ~最後の自由行動


です。



NY旅行記の旅行部分ではいよいよ残り3章・・・


そして・・・


出会ったあすかさんとは?


壱岐タケチトが旅行記で述べている運命の女神なのか?!



次回もぜひ、ご覧ください!



2010年10月5日
壱岐タケチト
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Date:2010/10/05
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